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定期検診って何するの?

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こんにちは🎶

交野市の歯医者 きたおファミリー歯科です🦷🪥

 

今日は最近、歯科業界でもよく耳にする定期検診しついてお話いたします 🤗🌈🎈

 

 

定期検診は歯の健康を維持し、予防や早期治療につながる重要な取り組みです。

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歯医者は「歯が痛くなったら行くもの」「治療が必要になったときだけ通う」と思っている方もいるかもしれません。
でも実は、歯科医院は「歯が痛くなってから行く場所」ではなく、「痛みが出ないように予防する場所」と考えるのが正しいのです。

歯周病は、日本では成人の80%以上がかかっているとされる国民病の1つですが、「沈黙の病気」と言われるほど自覚症状がないのが特徴です。 進行しても歯茎が腫れる程度で痛みはなく、違和感に気付いた時には抜歯が必要になるケースが多いです。

 

歯周病が恐ろしいのは、影響が抜けた歯1本に留まらないところ。 周囲の歯もまとめて抜け落ちるだけでなく、骨粗鬆症や動脈硬化、脳梗塞を引き起こす可能性もあるのです。 歯医者の定期検診は、そうした症状をチェックするために必要な機会だと考えましょう。

 

定期検診に通う頻度

とくに大きな問題がない方でも、1ヶ月~3か月に1回の頻度の定期健診で歯医者のクリーニングを行うことが推奨されます。

その理由は、歯垢が歯石に変わるスピードや、虫歯や歯周病の進行速度が関係しています。

歯垢は約2週間で歯石に変わり始め、歯石になると歯ブラシでの除去は不可能になります。

また、虫歯や歯周病は数ヶ月の間に進行することが多いため、間隔を空けると見逃されるリスクが高まります。

ただし、口腔内の状態やリスクに応じて、検診の頻度は変わることがあります。

この頻度で受診することで、多くの口腔トラブルを未然に防ぎ、健康な歯を長く維持することができます。

定期検診は早期の問題発見と予防につながり、歯の健康を保つために重要です。

 

定期検診で行われる内容

歯医者での定期検診では、歯と歯ぐきの健康状態を確認します。
口腔内のクリーニングや歯垢・歯石の除去、虫歯や歯周病の早期発見、レントゲン撮影などが行われます。

①歯のクリーニング

歯石取りは痛い?痛みの原因と対策、歯石除去の重要性を解説 | 野田阪神アルプス歯科【公式】野田阪神・海老江・福島区の歯医者さん

日常の歯磨きでは落としきれない汚れを取り除くため、歯のクリーニングが行われます。専用の機器を使って、歯と歯の間や歯茎の近くに溜まったプラークや歯石を除去し、虫歯や歯周病のリスクを減らします。

特に、歯石は歯ブラシでは取り除くことができないため、定期的なクリーニングが必要です。

歯石の除去では、超音波スケーラーや手動のスケーラーを使用します。

超音波スケーラーは歯石を効率的に除去することができ、痛みを抑えながら施術を行えます。歯石を取り除いた後は、歯の表面を磨いてツルツルの状態に仕上げます。

ご自身では思っている以上に汚れが付いていることが殆どですのでカメラで撮影し患者さんにみせるととてもビックリされます。

歯石を取ることによって汚れがつきにくくなり、口臭予防にもなります。

 

②歯周ポケットの深さの確認

歯周病は、歯と歯茎の境目に歯垢が溜まって炎症を起こす歯肉炎から始まります。

歯茎が赤く腫れる歯肉炎の段階ならば、歯垢の除去による症状の改善が可能です。

しかし、歯と歯茎の境目から歯垢が侵入し、歯根に向かって進行すると歯周炎になります。

歯と歯茎の隙間がより深くなった歯周炎に形成されるのが、歯周ポケットです。

専用の器具で歯周ポケットの深さを測ると、歯周病の進行度合いがわかります。 歯周ポケットは、歯周病のない健康な歯肉では1〜2mm程度です。

歯周病の歯周ポケットは3mmを超え、重症の患者さんでは10mmを超えるケースもあります。

中等度の歯周病になっている患者さんの場合、歯周ポケット周辺の炎症の総面積は、「手のひらくらいの大きさ」(歯周ポケット5ミリ範囲の炎症×28本=72平方センチ)といわれています。

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もし顔に手のひらサイズの炎症があれば、普通は放ってはおかないはず。見た目はもちろんのこと、放置して化膿すれば大変なことになりますから、治療をするでしょう。

 

③歯磨き指導

定期検診では、毎日のセルフケアの質を向上させるために、歯磨き指導も行われます。専用の染出し液を使用し青色とピンク色に染め出します。青色に染まった所は汚れが2日以上とりきれていないということになります。

普段の歯磨きで磨き残しが多い部分を確認し、適切なブラッシング方法を学ぶことで、虫歯や歯周病を防ぐことが出来ます。

しっかりと磨いているつもりでも、歯ブラシの当て方にはクセが出てしまいます。

そうなると自然と歯ブラシが当たりにくい部分ができてしまい磨き残しのリスクはぬぐいきれません。

歯科衛生士が、歯並びや噛み合わせに合わせた歯磨きのコツを教えてくれるため、普段のケアがより効果的になります。また、電動歯ブラシの使い方や、デンタルフロス・歯間ブラシ、タフトブラシ等の適切な使用方法についても指導を受けることができます。

いろんなアイテムをお持ちでも適切に使用できていないことも多く、歯の状態にあっていないアイテムを使用していても効果が見られないことがあります。

特に、詰め物・被せ物が多い人は、通常の歯磨きだけでは汚れが落としにくいです。専門的なアドバイスを受けることが重要といえるでしょう。

 

④パウダークリーニング(着色やバイオフィルムの除去PMTC)

 

PMTC(プロフェッショナル・メカニカル・トゥース・クリーニング)とは、歯科医院で行うクリーニングのことです。

普段の歯磨きでは落としきれない歯垢(プラーク)や着色を取っていきます。

当院では、世界的にも最適とされているパウダークリーニングを保険診療内で導入しております。

簡単に言うと研磨剤を使わず特殊なパウダーでバイオフィルムを除去するため、エナメル質に傷をつけずに処置する事が可能です😊

そして痛みがとても少なく今まで器具の届きにくかったポケット内や歯と歯の間の汚れを吹き飛ばします。

 

⑤虫歯のチェック

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虫歯の初期段階ではほとんど症状がなくご自身で気づきにくいですが、検診を受ける毎にチェックしていきますので虫歯が小さいうちに見つけることが出来ます。

虫歯は表面から見える場合もありますが、歯と歯の間から発生している虫歯については目視ではほとんどわかりません。

ですがお口のプロがみると少しの色の変化や形状の変化で怪しいと感じる場合があります。

そういう場合は小さいレントゲンを撮影し、このまま経過が見れるのかどうか確認します。

経過をみれる場合でもどのようにケアしていけば良いか一緒に考えることが出来ます。

また、大きくなりそうな虫歯があることをご自身で把握しているか把握していないかではケア方法も変わり虫歯の進行具合を大きく左右します。

 

 

定期検診を受けるメリット

予防歯科とは、虫歯や歯周病などのトラブルが生じてからの治療ではなく、なる前の予防に焦点を置いた考え方です。

定期的に歯医者で健診を受けることは、長期的な視点で見ると医療費の節約に大きく貢献します。むし歯や歯周病を早期に発見し、初期の段階で治療することで、重大な問題を回避できるからです。例えば、進行したむし歯は根管治療や抜歯が必要となる場合があり、治療費も高額になります。

また、進行した歯周病は歯の喪失やインプラント治療など、さらに費用がかかることになります。これらの高額な治療を避けるためにも、定期的な健診を受け、問題が小さいうちに対処することが重要です。

さらに、定期健診を受けることで全身の健康も守られることから、将来的な医療費全般の抑制にもつながります。

 

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